にらがうまい。
そう、にらがうまい。
私は、野菜の中ではニラがかなり好きだ。
どれくらい好きかというと、異動希望にニラが好きだという理由でニラの産地を記入するくらいには好きだ。
今日も近所のイオンにニラを買いに向かったわけだが、今日はいつもと違うニラを発見した。
写真ではいったい何のことやらだが、通常のニラより丈が10㎝ほど短く、通常のニラより葉がちょっと厚くしっかりしていた。
(ふむ、通常のニラは冷蔵庫ではやや長すぎて保存がしずらい。冷蔵庫の中でまがったりしてしまうと、ただでさえ傷みやすいのに、さらに保存性が悪くなる。そんなニーズにこたえてコンパクトで保存性のあるニラを開発したのかな。)
私は、そう思ってそのにらを手に取り、買って帰ることにした。
私個人的には、完璧に規格がそろった優等生野菜よりも、多少見た目にムラがある野菜のほうが自然で好きなのだが、まあ物は試しだ。
さっそく家に持ち帰り、ニラを調理する。
今日は冷や飯が冷蔵庫に残っていたので、ニラチャーハンにすることに。
(※本来自分で作った汚い料理なんぞUPする趣味はないですが、今回に限り失礼いたします。)
ふむ、葉が厚手だったからか、ちょっと炒めすぎてもニラの青さが残ってて彩りがよくなるな。
香りも普通のニラより少し強いみたいだ。いざ試食。
・・・!?
う、うまい!
なんだ!この濃厚なニラは!?口に含んだ瞬間広がるこの旨み、まるで肉のような旨みだ!
なんて小学生並の感想しか生まれないが、これはうまい!
禅宗などの精進料理では、ニラを肉と同列のなまぐさいものとして忌避する(Wikipediaより)そうだ。
個人的には、ニラは別に動物なわけではないのだから、なにもそこまで気にしなくてもと思うが、確かにこんな肉のように旨みの強いニラだったら、
「おい、お前、肉食っただろ! え?にら?そんなわけねーだろ!お前は破門じゃ!」
と咎められてもしかたないと思えるほどだ。
そこで、次の疑問は
「このニラを作ったのは誰だぁっ!!」
ということである。
答えは簡単
http://aeon.mediagalaxy.ne.jp/CGI/seisan/search.cgi ←アクセスコード先のアドレス
っと、生産者さんの写真が、左右におられる娘さん?と息子さん?があまりにも激似のため、若干シュールになっておりますが、気を取り直して。
ゴホン、あんまりトップバリュのページには有益な情報がなかったので、直接企業のページを検索。
筑前もろおか|アルギットニアやシソなどの生産加工を目的とした農業生産法人です。
ー以下上記ページの抜粋ー
「アルギットにら」は北欧で採れた天然海藻をベースとした有機質の肥料「アルギット」を使って、7~8年かけて土壌を改良して作り上げる「アルギット農法」と、内城菌を利用した循環型農業で安全でおいしい作物を供給する事に専念し作り上げた筑前もろおかの自信の商品です。
アルギットにらは、新鮮な食材宅配で話題を呼んでいるoisix(おいしっくす)やイオングループでも販売しており、肉厚でやわらかく甘みがあり、生で食べても美味しいとご好評を頂いています。
ー抜粋ここまでー
なるほど、うまさには秘密があったのですね!
ここまでの努力があってのこのおいしさなら、イオンに何の宣伝もなく普通になれべられているのは、ちょっと不遇な気もします。
トップバリュの紹介ページももっときちんと作ってあげてほしいものです。
ということで、私は(株)筑前もろおかのアルギットニラを応援します!