紅葉を見に行こうよう
この間の土曜日は職場のレクレーション大会だったのですが、早々に負けて解散しようという折、外に出てみればなんとまあいい天気。
ということで、同僚に紅葉を見に行こうようと懇願しましたところ、なんとか折れてくれて紅葉を見に行くことになりました。
今回はその場から一番近く、なおかつめったにいかないだろう山都町の蘇陽峡にいきました。
蘇陽峡。ものすごく山奥。
自称、九州のグランドキャニオン。
どこがグランドキャニオンやねん!
でも、谷底のあたりは白亜紀の地層に当たるらしい。ロマンがある。
20分の遊歩道があるというので、ダムのところまでいけたらいいねーってことで、散策することに。
遊歩道・・・。ってゆうほど歩道らしく整備されてないんですけどー。そして、どう考えても20分じゃ戻ってこれないんですけどー。すれ違う人たちはみんな口々に「どこまで続いてるかわかんなかったので、戻って来ました」と。
でも、なんとしてもキリのいいところまで行きたい!せめて川の近くまで!
遊歩道(?)は延々と続く。紅葉はすごくきれい。
ようやく川辺に。うーん、美しい。
日陰になってるからわかりにくいけど、本当に水がきれい、今までこんな澄んだ水を見たことがない。さすが山奥。
白亜紀の谷底では、そこかしこから地下水があふれ出す。まさに水の里。
白亜紀の谷底での集落の営み。いったいこんなところで暮らすのって、どんな暮らしになるんだろう。いわゆる限界集落っぽく見えるけど、住んでる方はそこまでご高齢というわけではないみたいでした。
超厳重ないのしし対策。きっと、ここでは人間よりいのししのほうが強いんだろうな。
結局片道45分くらい歩いたところで、そろそろ帰りの時間も考えなきゃということで、ギブアップ。いったいダムのところにたどり着くためにはどのくらい歩かないといけなかったんだろうか?
マップの不親切さはともかく、本当に心が洗われる風景だった。今度くるときはもっと時間に余裕をもって来ようと思う。
途中の見晴らしがいいところ。どこまでも高原がずっと広がっていて、遠くに阿蘇山が噴火しているのがわかる。電線超邪魔。
このあと、さらに一足伸ばして、五ヶ瀬村にワインを買いに行ったりして、無事、帰着。思い付きだったけど、本当に行ってよかった。
いい天気をくれた太陽に感謝である。
問い:このときの筆者の気持ちを記述せよ。