タイムリミット

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最近、時間があるときはよく無料のセミナーとか勉強会とかに出る。

目的は主に人探しで、だいたいは「勉強会参加している意識高い自分」に浸りたいだけの人ばっかだが、中にはすごく気が合う、「何かをかえたくて」参加した人もいるからだ。そう、研修内容自体はあんまり期待してない。けどちょっと気になる。その程度。

今回はその中でもとびきりうさん臭いセミナーに参加した。

その名も「恋せんとセミナー」

先生の名前を調べたところ、結構高名な先生だったので、何か目から鱗な話が聞けないかと思った訳です。

だから別に恋愛が特別したい訳じゃないんです。ほ本当です。

で、内容ですが結局のところ、当たり前の話しかありませんでした。

「女性の願いはとにかくじっくり話を聞いてもらうこと」→つまりどっしり構えて相手の話を聞いて、安心させてあげること。

「男性の願いは、認めてもらう、ほめてもらうこと」→そのままなので略

「それぞれの違いを認識したうえで歩み寄りを」

って感じだった。わかる、わかってるし、やってるつもりなんだよ。

でも歩み寄りって、言ってみれば我慢しているわけであって、永遠に続く訳じゃない、続く人もいるのかもしれないけど、少なくとも俺の場合は無理。だから、その我慢が続いている間に、その我慢が実を結んで相手からの気持ちが返ってくれば、それを続けることができるんだけど。

ね、どーしても器が小さいんだ。自信がないせいで、ちいさなことで不安になって、それが蓄積して、いつか我慢できなくなるんだ。

講師の方は、他にも「自分をほめてやりましょう」とおっしゃられていたのですが、器が小さいのはやっぱりアカンという事実を改めて突きつけられて、むしろ結構へこんだ。器を大きくするために、自分をたくさんほめなければいけないんでしょうがね。

 

いやいやいやいや、そういうことが言いたいんじゃないんだ。

もっと一般的な話として、

この手の研修で、講師の先生のおっしゃられることはごもっともで、そういうことは日頃から自分でもよく考えているのだが、私が知りたいのは、

「問題は、変化していく状況の中、辛いときや苦しいとき、忙しいときにもいかにして継続させることができるか?」

なのだ。やるべきことはわかっている。そうすればいつかは扉が開く可能性がある。

扉を突き破るまで、辛いときや苦しいときもやり遂げることができる不断の意思の力。それがどうやったら身に付くのか。

ちなみにそれについても質問はしなかった。なぜなら答えはわかっているからだ。

①まずはとにかく自分の考えで小さな行動を起こす。

②それがほんの小さな成功を残す。

③ほんの小さな自信がつく

④また自分の考えで行動を起こす。できれば最初よりも少し大きな行動を。

以下繰り返し。わかってんだよ。けど、最終的に「自分がありたい理想の姿」への扉が開くかどうかは結局運とタイミング。そこまで如何にして生き延びるか。

去年、30パーセントくらい死んだ。そのプチ臨死体験を経て1年くらいが経とうとしている。

もう一年たった。なんとか死ぬまでに自由に生きてやりたい。