梵字ツーリズム。
熊本にきてから、いくつかの史跡を巡ってみて、梵字を目にすることが結構ある。詳しいところはよくわからないが、どうも県北部で多いようだ。
この間は初めて八代の薩摩街道付近にあるほこらで梵字を発見した。かねてから梵字には、中二病をそそられていたが、今回は思い切って調べてみた。参考サイトを残しておきたかったので、記事にしておく。
今回見つけたのは、この文字だ。レタリングも綺麗に施してあって、かっこいい。一体なんて文字なんだろう?どんな意味、読み方?
参考記事: サンスクリット語の文字と発音(デーバナーガリー文字、梵字、ローマ字がき): ta meta ta phonetika
まずは、上のサイトで読みを調べてみた。
これによると「a」が一番近そうだ。
そうだよね、一文字しかないんだから、そういう読みになっちゃうよね。でもそれが何の意味があるん?
と思ってさらに調べた結果。
このサイトによると、
梵字とは、
梵字の源流は、ブラーフミ文字と呼ばれる古代インドで発祥した文字で、その後、サンスクリット語を表記するために造られた文字になり、様々な変遷を経て、仏教の文字観と結びつき、平安時代、特に空海、最澄が伝来させた仏教(密教)の伝来とともに、悉曇文字として日本に伝わりました。
その梵字(種字)一文字で神仏を表し、お守りとして身に着けることで、悪しき人間は良き方向へ、よき人間は、より良き方向へ導き、持つものに様々な功徳を与え、災難から救ってくださるという神聖なパワーを持っているといわれています。
とのこと。なるほど、たった一文字でも強烈な意味を持つ漢字ってあるけど、そういう感覚で使ってるんだな!
ちなみにこの「a」は、
梵字の中でも、特別な働きをもっており、胎蔵界・大日如来だけではなく、どんな仏様も表せる、オールマイティーな梵字のア字です。
ということらしい。便利だ。
これから、寺院で梵字をみつけたらこれらのサイトを参考にして意味を調べていくと面白いかも!