映像の世紀おもろい
東西冷戦のときの映像が今回のテーマでしたが、これホント面白いね。
いやー、本当歴史って古代から勉強するんじゃなくて、現代から近代へとさかのぼってやってほしかったな。
そしたら今世界にある戦争が何が原因で起きていて、それが歴史とどうつながっているのかわかるし。
というか、それがわからないなら歴史なんて勉強する意味ねーわ。
以下、放送メモ
冷戦当時、ソ連のスパイはアメリカ国内至る所に紛れ込んでいて、すごいところではIMFを創設したやり手の官僚や、大統領の主席秘書官がソ連のスパイだったりしたそうな。
その結果疑心暗鬼に陥ったアメリカでは魔女狩りのようなアカ狩りが行われたとか。
逆にペンコフスキーってソ連に潜り込んだFBIのスパイが送った情報で、ケネディは核戦争をしない判断を取ったとか(数億人の人間を救った英雄と言えるペンコフスキーはソ連に処刑されたとのこと)。
あとCIAが金を使ってイランでクーデターを起こして、イギリスから石油資源を奪い返した民主派の大統領を追い出したとか(んでそのあと親米派の政権を作った)。
ベトナム戦争自体の共産主義者を発見、消去するための破壊工作とか(見せしめに殺した共産主義者の死体にスペードのカードを咥えさせたらしい)。
まあ、それくらいそのときのアメリカは、共産主義を恐れていたのだが(なんで?)。マジであいつらロクでもないわ!
でも、その情報も法律に基づいて公表しちゃうアメリカ超すごい!一体どういうインセンティブが働けば政府が自主的に自分に不利な情報を公開する制度が作れるんだろうか?
ほんと不思議。なにその自浄作用(後半に議会での追求があったって表現があったけど本当にそれだけ?)。
普段とんでもない悪どいことやってるから、本当に憎まれないようにそういうことしてるのかな?
いや、本当はもっと重要な情報を隠しているけど、それから目をそらすために情報の一部を公開しているだけにすぎないのか?隠している情報は0じゃないだろうな。
理由はどうあれ、それだけリスクのありそうな制度を作って運用して組織を安定させている奴らはすごい頭いい。あと、周りも理解力あるわ。
今回の放送は最後に、アフガン戦争でCIAの訓練を受ける兵士の中にいるオサマビンラディンの姿を映した。