ラプラプを食す。
さて、3つまえの記事で紹介した、マゼランを殺害した英雄ラプラプだが、その名前を冠する魚があるそうだ。
ということで、早速食べることにしたのだが・・・?
これがその魚ラプラプ。なるほど、立派だ。そしてうまそうだ。
そして、お値段なんと1匹1500ペソ!日本円で5000円相当!!
現地の物価が日本の半分未満なことを考えれば、価格も英雄クラスだ。
なんかぼったくられているような気もするが、おとなしくぼったくられるのも、現地経済に貢献する意味で悪くない。
20分くらいでできるというから、九州から遠く離れた異国の地で2年ぶりに奇妙な再会を果たした友人と海を見がら語り合ったのだ。
最近の身の上話から、今後どう生きるか。
はたまたこのフィリピンの旅を通じて感じたこと。日本はどうすればいいのか。いや、そんなことどうでもいい。海を見てると心が落ち着く。すっと話せる気がする。
・・・いや、ちょっとまて、20分で料理が出てくるんじゃなかったけ?
なんでかれこれ1時間以上話し込んでいるぞ?!
と、思っていたらやっと料理が出てきた。もはやここまで時間にこだわらないんなら、最初から20分なんて言わなきゃいいのに。
まあ、ここは南国の時間に巻き込まれておくことにする。
そして出てきたのが、これ。
うまい!これはうまい!英雄の名に恥じない味である。
白身なんで、ちょっと日本の魚だと鯛に味が似ているか?でも鯛よりもうちょっとしっとりしていて、うまみがある。
甘酸っぱい醤油で味付けしてあって、日本人の口にも合いやすい。
貝。これもうまい。したの写真の貝は、天草ではしったかと呼ばれている貝だ。海に潜ったときにも思ったが、これだけ離れていても似たような魚が住んでいる。おんなじ東シナ海なんだなと思った。
ふるーつ。言うまでもなくうまい!
といいたいところだが、バナナはやっぱり日本に来てるやつの方が上等品だな。マンゴーはうまい!
海でたらふく泳いだあとだったので、米も含めてたくさんの料理が出たが、楽勝で完食した。
いや、幸せ。