【難問】メガネを求めよ。

f:id:hokusoemi:20180819221337j:plain

<問1>
メガネを求めよ。(1998,京都大)
 
 
<解説>
例えば、メガネのような無機的な物体を、同じく無機的な物体である石ころがたくさん転がっている、河原のような場所に置いたとする。

もし、その状態で一瞬でも目を離すとたちまち周りの風景と同化し、再び見つけることが困難な状態になる。

ましては、「メガネを探す」、ということは現在探し手は裸眼であることが想定され、その場合ますますメガネを見つけることが困難となる。

非常にシンプルであるが、立体的なものの見方を問われる難問であるとして、その年の受験生の間で話題となった。
 
 
<参考>
出題者は、たった一瞬目を離したばかりに、メガネを探して河原を1時間以上さまようことになった。
河原に小物を直接置いてはいけない。絶対にだ。