【調査】川辺川でシュノーケリングはできるか?
前にこんな記事を書いた。
読み返したが、なかなか良い記事だ。
要は、
①まったりだらだらすることも休憩の意味では必要なことなのだから、自分の人生のタスクの進捗とバランスを取りながらだらだらすればよい。
②具体的に、タスクとだらだらのバランスを評価するために、平日1アクション分、休日3アクション分の時間を持っているとして、そのうち自分がどれだけダラダラに時間を消費しているかを可視化すること。
などを提言している。全く実行できていないが。
さて、今週の土日もそんなダラダラしてしまいがちな用事のない週末だった。
しかし、このままでいいのかという、わずかな危機感が私の体を起き上がらせたのだ。
ちょっと前であれば、夏の晴れた日は海にシュノーケリングに行っていたものだが、最近は片道3時間かけて天草の西の果てまで車を運転する情熱が失われていた。
もうちょっと近場でシュノーケリングできないものだろうか。
ということで、熊本最高の清流とうたわれる五木村の川辺川に、車で2時間弱かけて出かけてきたのである。
今日選んだのはこのポイント。なかなかの透明度だし、流れも浅く緩やかなので、事故も起こりくそうだ。
上の写真では、バンジージャンプが行われていた。私がいた2時間ほどの間に数人のジャンパーがいた。
1人で川にシュノーケリングしに来るええ年のおっさんと、ただただスリルを求めて端から飛び降りる人たちのどちらが狂っているだろうか?
うーん、確かにきれいだけど想像していたほどの透明度はないかな?
どうしても流れがあるせいで、砂が舞ってしまうようだ。
そして、川魚君、君たちはほんとに地味だ笑。
私はもともと海よりも川派なので、当然川魚も好きなのだが、いかんせん写真にすると地味なのだよ。
流れを読み、流れに遊ぶ姿を眺めるているととても見とれるようなのだけど、やっぱり地味なのだよ。
甲乙つけるつもりはないが、半月前に私が潜った天草の海の写真もついでに載せておく。
やっぱりこっちのほうが映えるのよねー。
まあでも、こっちもやっぱり天草より近いし、淡水だから後のべたつきも少ないし、思ったほど水も冷たすぎないし、ありっちゃありやな。
そういうわけで、さて帰るかと思ったら、一つ前の記事の通りメガネを見失ってしまったわけ。
1時間探したと書いたけど、実はあまりに見つからなかったので一度家に帰って、別のメガネを装着して探してようやく見つかったんだよね。
だから、この川辺川にも2回来てるのよ。
2回目は川に入らなかったから、せっかくだからと水切りを練習してきた。
水辺の多い環境に生まれ育ったから、これは得意なのよね。
100投くらい投げて、何となくおっさんの体でどう投げればいいのかをつかんだ。
結構いい運動になったかもしれない。何より、物を思いっきりぶん投げるのはストレス解消になる。
水面をすべるように石を飛ばせたときは、何とも言えない爽快感があった。
そうそう、帰りにいい発見があった。
白滝公園。ここには実は「滝」はない。石灰岩の巨大な白壁を滝と例えているのだ。
さっきよりもかなり上流で、水量が少ないので泳げないだろうと最初からスルーしていた。だが、実際にはかなり深い淵があり、かなり潜り甲斐がありそうだ。
着いたのがすでに夕方で、暗いせいでそんなに奇麗に見えないが、実際は最初のポイントよりも透明度が高い。
その透明度をコミットしているのが、近くの鍾乳洞から流れ出る湧水である。
写真に見える通り、ヤマメと思わしき水玉模様の魚もいた。
五木村特有の、鬼のようにしっかりした施設で安心感がある。
というか、もっとPRすれば一大観光地になりうると思うのだが。
かくして、私が本来であればダラダラしていただけのはずの週末で、遊び場の調査と適度な運動ができた。
すっかり忘れていたけど、タスクとダラダラのバランス管理も今後はやっていきたい。
いい週末だった。