晩夏のソチ・モスクワツアー(H30.9.14-20) その5 カフカスの山

 

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旅行4日目

 

この日はカフカスの山へ。

道中の碑文。カフカス山脈は1864年のカフカス戦争や、第2次世界大戦の対ドイツ戦で天然の要害として機能したのでしょうか。

あと、やっぱり犬がいた。

 

山のなかを進むと、リゾート地が広がる。

 

ここから標高2300m超のローザピークまで、長大なロープウェイが続いている。途中区間わざと降りて登山気分を味わいながら頂上へ。

 

このロープウェイ、長さが半端ではない。

どんどん標高が上がっていくので、植物相が変わっていくのがよくわかる。

はじめは緑深い森だったのが、

徐々に低木になり、

やがて森林限界を超え、灌木しか生えなくなり、

山頂には荒涼とした風景が広がっていた。

 

 

あと、山頂ならではのいかれた遊びもあった。

山頂なので、風も強いし、天気もすぐ変わる。怖すぎでしょ。

 

山頂にはたくさんの観光客がいた。

そのうち、一人デカデカと「Россия」と書かれたセーターを着たおじさんから声をかけられた。

「俺がプーチン、君はシンゾーだ」みたいなことを言いながら、記念写真を撮りたがっていたので、一緒に写真を撮ってきた。

アジア系の観光客は大体中国人なのに、よく日本人だと分かったものだ。なにか、日本が好きな理由がある人だったのかもしれないが、とりあえずほっこりした。

さて、ロープウェイの下り。

これまた高所恐怖症には応えるものだったけど、本当にすごいロープウェイだった。

これをスキーで下ろうとすれば一体何kmのコースになるんだろうか。

 

はてさて、こんな感じでソチでの4日間はあっという間に過ぎていった。

ホストの旦那さんとはここでお別れだ。ブログを書きながら振り返ると本当に、めちゃくちゃよくしてもらったものだ。ただの日本人観光客としてだったら簡単に行けなかった場所や、公共交通機関ではいくのが難しい場所にもたくさん連れて行ったもらった。感謝しても感謝しきれない。

お土産に山ほどのチーズや、イチジクのジャムや、クルミのお菓子をくれた。旦那さんは、「ваше здоровье, Япония(日本でも乾杯しよう)」と言った。

 

現にこの夫婦は半年後に日本に来ることになる。残念ながら仕事の調整ができず、私は夫婦とは旅行できなかったが、今思えばちょっとくらい仕事で怒られても会いに行くべきだったなと後悔している。

 

 

 

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