寺フェス(本妙寺)にいってきました2。
もうずっと前の話ですが、寺フェスにいってきました。
前回の記事は知りきれトンボになっておりましたので、続きをつづりたいと思います。
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はてさて、前回の記事では寺フェスの舞台となった本妙寺の魅力について説明したところです。
そんなすばらしい本妙寺であったすばらしいイベント「寺フェス」の思い出について語らせてください。
まず出店についてです。前回の記事でも少し触れましたが、ほんとに多種多様なお店が並んでいました。それもいわゆるお祭りのテキ屋さんはほとんどおらず、県内で個人経営のお店をもたれている方々が出展されているようで、クオリティの高いものばかり。
写真の雑貨屋さんは、山鹿のREBORNという雑貨屋さんのお店。私が買ったのは、この写真にあるスペードの判子。ほめ言葉はうまく思いつかないので、省略しますが、エキゾチックな雰囲気がたまらず、机のうえにおいてたまに眺めてはニヤニヤします。要はすごく気に入ったんです。
他にも美しい刺繍の施されたリボンや布がたくさん置いてあって、見てて飽きませんでした。最近熊本市内のシャワー通りにも新店舗ができたみたいですので、ぜひ行ってみたいものです。
他にも雑貨屋さんはたくさんおられましたが、とても心惹かれるものばかりで、財布が搾り取られるかと思いました。
さてさて、こちらは本殿でのメインステージの様子です。こちらでもいろいろな団体さんが、日頃腕を磨いた踊りや演奏を披露されておりました。普通の人はめったに上がれないだろう本殿の中で踊ったり、歌ったりできるなんて、素敵です。
フェスのフィナーレは全員参加のパレード。参加者みんなで本殿までの参道を、にぎやかに行進します!私も勝手に参加しましたが、なんかわくわくして楽しかったです。
そして、本殿でフィナーレのイベント。
オーケストラの演奏にあわせて、フラガールが踊ったり。
葦北鉄砲隊が、火縄銃をお寺でぶっ放したり(正直、火縄銃の迫力が半端じゃなくてびびった)。
そして、最後に実行委員長のご挨拶があって、そのあと、たくさんのお坊さんに囲まれて、「ありがたーい超高速のお題目」を聞くことができます。秋の夕べの澄んで冷たい空気のなか、大迫力のお題目を聞いていると、じーんと不思議な気持ちが胸に染み渡ります(私はこれを坊主サラウンドスピーカーと名づけました笑)。
ちなみに、実行委員長さんは案外お若い方で、私とも年が近いんじゃないかって位の年齢の方でした。今回が3回目の寺フェスとのことで、たった3回目にしてこれほど規模のイベントを開催されるからには、カリスマ性の塊みたいな人物を想像していましたが、正直なところ、挨拶の様子からは、前に出るのが得意なタイプのようには伺えませんでした(えらそうなことを言って大変申しわけないです。でも、周りにいた、知り合いと見られる坊さん方の会話からも、委員長はどちらかというと親しみやすいタイプの人物なんだろうなということがわかりました(笑))。
そういう身近に感じるような人物が、すごくがんばって、こんなすごいイベントを成功させたということは、どうしてもやりたいことがあって、みんなにどうしても伝えたい思いがあって、強烈な覚悟をもって臨んでたんだろうなとそんなことを勝手に想像して、勝手に胸が熱くなって涙目になってました。
こんなすばらしい本妙寺があって、こんなすばらしい坊さんがたくさんいて、こんなすばらしいイベントになる。最高に素敵なことだと思います。
私の貧相な文章力では、これ以上うまく伝えることができませんが、今後もこの寺フェスが続いて、本妙寺の皆さんの思いが、どうかいろんな人に届いてくれることを心がからお祈りしております。