インフルエンザA型ですね。
発症は1月7日の夕方で、ちょっとサイクリングがてら本妙寺に知り合いに渡すお守りを買いに行った後でした。
自転車こいでるときから、気のせいかペダルが重く、
「こりゃ、運動不足やなー」
とか、思っていたのですが、帰って一息つくと急に寒気とだるさが襲い掛かってきました。
こりゃあかんと思い、布団を着込み、暖房MAXで暖をとるも、寒気は一向に収まらず、そのくせ熱を測ってみると、体温は38度を超えていました。
ただ、それ以外にこれといった症状が見られず、その日はあーしんどいと思いながらも、そのまま床についたわけなんですが。
夜の間は逆に、熱からの寝苦しさがたまらず、解熱剤を飲んで何とか眠りにつくことができました。
翌日は、ある程度体調は戻ったものの、まだ熱は残っていたので、念のため祝日でもあいている病院に行ってきました。
病院の待合室は、具合の悪そうな人がいっぱい。何でも3、4時間は待つらしい。
まさに地獄絵図だった。
「いやいや、こんなマジもんの病人とそんな長時間一緒に居たら、それこそ病気になるわ(この時点ではただの風邪だと思っていた)。」
と、言うことで受付だけ済まして、モスバーガーでモス野菜バーガーを買って、家で食べたのち、再度病院へ。
待合室は、まだたくさんの人にあふれていて、私が最初にその病院に行った時に、しんどそうに待合室で待っていた人が、まだそのまま待っていました。よー倒れんかったな。
して、そこからまた30分ほど待ってようやく診断へ。
「らめぇ!!」ってってくらい鼻の奥まで、キットを突っ込むインフルエンザ検査は嫌いなので、病状が大げさに伝わらないよう、できるだけ淡々と元気に自分の病状を話すも、やはり一度38度を超える熱が出ているということで、あえなくあの細長い棒を鼻の穴に突っ込まれることに。
どーせ、なんもねーよ。
と、タカをくくっていたところが、表題のとおり。
「へ?」と思わず口に出てしまった。
私:「インフルエンザってもっときついんじゃないんですか?」
医:「それは、あなたが元気だからです」
私:「そ、そうですか(もともと健康自慢なので、ちょっと嬉しい)」
というわけで、初めてリレンザを処方してもらって今に至る。
初めて見たときは、こんな機械然としたものをどうやって体に入れるのかと、とても不思議だったが、なるほどリボルバー式のピストルでロシアンルーレットやってるみたいで面白い。
なんとなく、技マシンを使わされるポケモンはこんな感じなんじゃないかと思った。
ともかく、かくして私は今週一杯職場への出勤禁止となった。
思いがけず、正月休みより長い休みを取ることとなり、せっかく休みとるんだったら旅行に使いたいのになーとか思いながらぼんやり暮らしている。
もう、体のだるさも残っていないし、せっかくなので休みを有意義に遣わさせてもらうことにします。
インフルエンザなんて、掛かった記憶がロクになかったのでなんとなく自分は掛からんのだ。と勝手に思い込んでましたが、そんなことはなかったようです。
インフルエンザの潜伏期間は一般に2~3日。長い場合で10日ほど潜伏する場合もあるみたいで、ということは逆算すると正月~この3連休序盤の飲み会等でウイルスうつったことになります。
といっても、今年の正月はあまりたくさんの人と会ったわけではなく、何で今年掛かるかなといった気もします。が、前日に夜更かしをして帰ってきて、みすみす免疫力を落としてしまったことが発症のトリガーとなった可能性は濃厚でしょう。
春先の扁桃炎から、今年度体調を崩すのは2度目であり、昔から「タフではないものの意外と頑丈」なのをひそかに自負してたので、ちょっとがっかりですが、勉強になりました。
皆様も体調にはくれぐれもお気をつけてください。